山品圭一税理士

池田駅前相続相談センターのホームページをご覧いただきまことにありがとうございます。

税理士の山品圭一と申します。

相続税申告を税理士に依頼をするには、家の事情を話すこともあり、どんな税理士なのか気になる方も多いと思います。

私は大学卒業後に化学薬品系の専門商社で営業を経験して、税理士を目指すようになりました。

そんな私が、大学を卒業してから税理士になり現在に至るまでの経歴を、エピソードを交えてプロフィールとしてご紹介したいと思います。

 

サラリーマン時代


大学を卒業して11年程、化学薬品の専門商社で営業をしていました。

今思い返すと、当時は自分一人で仕事をしているわけではないのに、いつも上司や同僚に生意気な事を言っていたなあと、申し訳なかったと思います。

性格的にサラリーマンには向いていなかったのかもしれません。

商社で営業の仕事をしていたある日、偶然、税理士資格の専門学校のチラシを見たのがきっかけでした。

「一日3時間の勉強で年収1,000万円の安定した資格を!」

この文言を見て税理士を目指し始めました。

勉強を始めてみると、チラシに書いているような一日3時間の勉強では全く足りません。

当時、結婚して間もない時期だったのですが、会社を退職して税理士試験の勉強に専念することにしました。

税理士試験の勉強が楽しくて、試験も必ず合格できるという根拠のない自信があったので、サラリーマンを辞めても私自身はほとんど不安が無かったのですが、妻や家族には本当に迷惑をかけたと思います。

1年間勉強に専念していたのですが、いつまでも収入がない生活を続けるわけにはいきませんので、税理士事務所に勤務しながら勉強をすることにしました。

 

税理士事務所勤務

税理士事務所勤務


勤務した税理士事務所は個人のお客様が多い事務所でしたので、年明けから3月までの確定申告の時期が滅茶苦茶に忙しかったです。

この時期のルーチンは、朝から親方税理士と個人のお客様を訪問して資料を回収します。

朝から夕方まで6件~10件廻っていたと思います。

夕方に事務所に帰ってきたら、すぐに専門学校に行って試験勉強。

専門学校は仕事よりも優先できる事務所だったのでとても有難かったです。

授業が終わっても家には帰らず事務所に戻ります。

だいたい夜の11時前後まで、遅いときは夜中の1時-2時まで申告書を作って、十三の銭湯に入って家に帰っていました。

30代で馬力があったから出来たのだと思います。

 

ついに独立

ついに独立


税理士事務所に勤務しながら、無事税理士試験に合格して、2011年、勤務していた税理士事務所を退所し、山品圭一税理士事務所を立ち上げました。

チラシに書いてあった「年収1,000万円の安定した資格」のはずが、本当に顧客数ゼロから始まったので年収もゼロでした。

時間はあったので、病院事務や朝のパン屋さんなど、あちこちにアルバイトの面接に行ったのですが、結局、どこも採用してもらえず。

「微妙な資格を持ったおっさん」はいかに需要がないのかを実感し、税理士として生きていくことを強く意識した40歳の冬でした。

 

独立間もない頃の大きな失敗

独立間もない頃の大きな失敗


独立して間もなく少しずつ顧問先が増えていった頃、私のミスでお客様に大きな金額の損失を与える可能性が生じる出来事がありました。

大きな損失が出る可能性を正直に言うか、実際に損失が生じてから相談するか、少し悩みましたが、「正直にお伝えして、今回の損失分をお客様に補償しよう」と考え、銀行にお金を借りて全額お客様に補償しました。

その後、そのお客さんの会社はどんどん大きくなり、今もお付き合いさせて頂いています。

今思い出しても、正直にお話しして、補償して本当に良かったと思います。

 

お客様から頂いた一通のお手紙

税理士は市役所などで無料の税務相談員として相談をお受けすることがあります。

私が市役所の無料税務相談の相談員をしていた時に「弁護士さんや大手の税理士事務所で冷たくあしらわれて、市役所の税理士相談に来た」という年配のご夫婦がいらっしゃいました。

その時はご夫婦からの相談内容にお答えして終わったのですが、ご夫婦の申告をお手伝いさせていただいたのですが、後日、お手紙を頂きました。

このお手紙に書かれていた言葉が本当に嬉しかったです。

自分が冷ややかな弁護士さんになっていないか、時々手紙を読み直しています。

お客様から頂いた一通のお手紙

 

仕事に対する想い

仕事に対する想い


我々の仕事は「接客業」だと自認しています。

どれだけ正確な計算書類を作成したとしても、それはお客様には関係ありません。

税金や相続の不安をいかに解消して差し上げられるかという仕事だと思っています。

また、仕事をする上で“木を見て森を見ず”にならないことにも注意しています。

1円のズレも認めない完璧な仕事を追求することも大事ですが、1円のズレに注力する余り、一番大事な判断を間違ってしまうようなことがあります。

常に“木を見て森を見ず”になっていないかを意識するようにしています。

 

最後に

山品圭一税理士


最後までプロフィールをお読みいただきありがとうございました。

「一日3時間の勉強で年収1,000万円の安定した資格を!」というチラシを見た事がきっかけで目指した税理士ですが、今では税理士という仕事に楽しさとやりがいを感じています。

私は「仕事は楽しく」「人生は楽しく」をモットーにしています。

これは「楽しくなければ仕事じゃない」とか、「好きなことを仕事にする」といった考えではありません。

しんどいだけの仕事は続きません。

たまには気を抜く、しんどかったら帰る、天気が良かったら遊びに行くのもOK!と考えています。

オンとオフをはっきり分けて、「仕事をするときは集中して仕事をして、休む時は思いっきり休む」というスタイルで仕事を続けていきたいと思っています。

以上が私のプロフィールになります。

できるだけ等身大の私を知って頂きたいという思いで書きました。

「相続に関してちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」ということがあれば、是非お気軽にお問い合わせください。

お会いできるのを楽しみにしております。

税理士 山品圭一

 

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